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【サッカー 東京五輪＆なでしこジャパン（日本女子代表） ニュース】東京五輪に臨むなでしこジャパンのメンバー18名が決定。
日本サッカー協会（JFA）は18日、東京オリンピックに臨むなでしこジャパン（サッカー日本女子代表）のメンバーを発表した。
高倉麻子監督はメンバー選考について、「合宿に参加してくれたメンバー、名前がなく残れなかったメンバーにも感謝したい」と前置きしつつ、以下のように説明している。
「いよいよオリンピックは1カ月を切ったということで、選手のパフォーマンスを用心深く見てまいりました。オリンピックはすぐそこまで迫っているので、選手のパフォーマンスやコンディション、もちろん心の中の様子というか、選手の強い思いなどを観察しながら、チームを作る上での総合的・複合的、特異性・特殊性を考える中での矛盾というか、サッカーのゲームの中でも起きる混沌という中で、誰を選んでいけばいいか、ベストのチームを作れるかどうかというのを、本当に心を込めて選びました。今朝の段階まで最後の1ピース2ピースという意味では正直悩みましたけど、最後は『このメンバーで行こう』と決心を固めて選んできました」
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「選手個々の日ごろの努力やプレーを間近で見た中で、どの選手も世界で戦える要素は持っていましたが、総合的に見て18人を選びました」
そして、東京五輪の大会中にも成長し、金メダルを狙えるチームが出来上があると自信を見せた。
「チームを作ってきた中で、日本の女子サッカーが進むべき方向というものを選手と共に歩んでいきながら、トライもありエラーもあり、時間をかけてようやく選手自身が躍動し、私自身の目指していくサッカーと、いろいろな意味で歯車があってきたなと感じています」
「もちろん今の時点でベストな状況ということではなく、五輪の初戦から決勝まで1試合ずつチームが成長する。それはプレーのみならず、選手自身の心も成長していく中で、金メダルを取りに獲くチームが出来上がっていくと確信しています」
「サッカーは集団で戦うスポーツなので、選手個々が何か自分の勝手ではみ出してしまうとチームの輪が乱れるということは言えますし、逆にその飛び出しがチームを引っ張るという両方の側面があります。選手にはのびのびと世界一へチャレンジしていきながら、私自身はその選手たちをとにかく同じ方向に向かせて、全員のパワーが同じ方向に向くように戦っていきたいと思います」
最後に「選手を選んだことで、東京五輪という素晴らしい舞台へ向かう覚悟は決まりました。世界の女子サッカーの流れは、非常にレベルアップが早く、スタイルとしてはフィジカル的要素を前面に押し出すチームが多い中で、私たちは自分たちの武器で戦っていくことを忘れずに。また、2011年、2012年、2015年に世界のトップで結果を出してきたチームに追いつき、追い越せるように、全員で1つになって戦っていきたいたいと思います。みなさんの暖かい声援をよろしくお願いいたします」と締めくくった。
なでしこジャパンの東京五輪開幕戦は7月21日、カナダと対戦。その後24日にイギリス、27日にチリと激突する。
June 17, 2021 at 09:45PM
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