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【サッカー日本代表 最新情報】東京オリンピック（東京五輪）本大会で森保一監督が指揮を執るU-24日本代表。本大会登録メンバーの発表が迫るなか、指揮官が自身の思いを語っている。
日本代表の森保一監督が15日、東京五輪本大会で自身が指揮を執るU-24日本代表のメンバー選考について語った。カタール・ワールドカップ（W杯）アジア2次予選後のオンライン取材に対応している。
日本はA代表が5月末、U-24代表が6月から活動してきた。A代表では5戦戦ったうちの1戦目、ミャンマー代表戦に久保建英らU-24代表の選手を含む海外組のみを招集。その後、Jリーグ組を加えてU-24代表（オーバーエイジとして吉田麻也、酒井宏樹、遠藤航が参加）とA代表の2チームに分かれた。
15日に行われたキルギス戦に5-1で勝利し、9月からスタートする最終予選に良い状態で向かっていくA代表。一方のU-24代表も12日のジャマイカ代表戦に4-0で勝利し、東京五輪登録メンバー選考前の最後の活動を終えた。
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キルギス戦後に五輪のメンバー選考について問われた森保監督は、「できればやりたくないと思いますし、18人に絞らないといけないということは、スタッフにとって非常に難しい作業だと思います」と吐露する。
続けて、「これまでチームとして活動してきた中で関わってくれたすべての選手たちのことを考えながら選考に繋げたいと思います」と、これまでともに活動してきた多くの選手たちへの思いを伝えた。また、選考作業そのものについては以下のように語っている。
「6月の活動が最終選考に向けてベースにはなりますが、すべてが今回の活動の中で選ぶということにはならないかもしれません。そこはまた、今回の6月のU-24の活動をみてくれた横内（昭展）監督以下、スタッフともう一度話をしながらみていきたいと思っています」
18枠という狭き門となっている五輪登録枠。OAに3名が入ることで、U-24世代の選手にとっては「15」というさらに熾烈な争いとなっている。森保監督は「OAの選手たちがチームに合流してくれて、間違いなくチーム力は上がって安定した戦いになりました」と喜んだ一方、五輪世代の選手たちに対しては割り切れない感情も覚えているようだ。
「OAを入れたことで3人五輪世代の選手を削らなくてはならないこと、そこは本来選ぶべき、選ばれておかしくなかった選手たちが選ばれなかったことに思いを巡らせ、本大会への戦いに臨みたいと思います」
東京五輪男子サッカー競技の登録メンバー発表は、6月22日（火）に予定。選ばれる側、選ぶ側がともに様々な苦悩を抱えるが、18枠に入った選手たちには7月22日から始まる本大会でベストのパフォーマンスを発揮してくれることを期待したい。
June 15, 2021 at 04:50AM
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