国民プロデューサー(国プ)と呼ばれる視聴者の投票により勝ち残ったメンバーがデビューするサバイバルオーディション番組『PRODUCE 101 JAPAN』。社会現象とまでなった前作では、今やテレビ番組やファッションショー出演など多方面で活躍し、人気アイドルグループの地位を確立した「JO1」が誕生しました。
あれから1年半。2021年に開始された『PRODUCE 101 JAPAN SEASON2』が、6月13日に最終回を迎えました。そして「INI(アイエヌアイ)」として、デビューの夢をつかんだ11人がついに決定。彼らの心境とは…?
シーズン2を1分くらいでざっと振り返ってみよう
2021年2月、全国各地から集結した101人の練習生たちに課せられた最初の課題は「オンタクト能力評価」。ボーカル・ラップ・ダンス・1分PRのいずれかを披露するというもの。これを視聴した国民プロデューサーのオンライン投票により、101人の練習生は60人に絞り込まれた。
この時点では練習生ひとりひとりのパフォーマンスレベルが異なることから、60人を20チームに分けて「クラス分けテスト」が行われた。A・B・C・D・Fの5段階評価で、各クラスに分けられた練習生に与えられた課題は、シーズン2のテーマ曲「Let Me Fly 〜その未来へ〜」。一流トレーナー陣の厳しい指導のもとで3日間の練習を経て再評価テストへと挑んだ練習生たち。降格した者、昇格した者、中にはFクラスからBクラスに大躍進を遂げる者など、大幅な順位の変動があった。
続いて行われたのは「グループバトル」。5つの課題曲に対して2組ずつ計10組のグループに分け、曲ごとに勝敗を決定。さらに勝利チームには投票数のボーナスが与えられることに。国民プロデューサーの投票により運命が決まる『PRODUCE 101 JAPAN』では、このボーナス獲得も順位を左右する大きな要素だ。さらにこのグループバトル終了後には60人から40人へと絞り込まれる。明らかに練習生たちの目の色が変わった。
「第1回順位発表式」により40人に絞り込まれた練習生たち。
ボーカル・ダンス・ラップの課題曲9曲から1つを選んで争う「ポジション評価」、オリジナルの5曲に分かれてパフォーマンスを披露する「コンセプト評価」と、休む間もなくサバイバルバトルが繰り広げられた。
そして迎えた「第2回順位発表式」。国民プロデューサーの投票による上位20名と、グローバル枠1名の計21名の練習生がファイナリストに選ばれた。
運命の6月13日(日)、いよいよデビューの11名が決定する…。
ついに訪れた運命の日。ドキドキの順位発表へ…!
6月13日(日)、練習生にとってはまさに運命の日といえる『PRODUCE 101 JAPAN SEASON2』の最終回が、群馬県高崎市・Gメッセ群馬で開催されました。その現場の模様を取材しに行った編集部の国プコンビ。どのような様子だったのでしょうか…。
先輩〜〜! お待たせしました!
ついにこの日が来たわね…
私、昨日寝落ちしちゃって、最後の投票、危なかったですよ…
それは、国プとしての自覚が足りないんじゃない…?
(先輩に言われる日が来るとは…)す、すいません……でもちゃんと投票は間に合いましたよ!
当たり前じゃない! その1票が推しの運命を決めるんだから! さぁ、早く会場に行きましょう!
国プの後輩編集部員Kが、「アイドル興味な~し」の先輩編集部員Yへの『PRODUCE 101 JAPAN』の布教活動(魅力を熱弁)により、先輩Yもついに国プになったストーリー。
ついに最終回スタート。順位発表の結末は?
先輩、もうすぐですよ。ドキドキしてきますね!
……。
先輩…?
…な、何?
(…先輩、もう泣いてる…)大丈夫ですか?
だ、大丈夫よ。いよいよね…
そうですね。ところで先輩、理想のデビューメンバーっています?
ここに来るまでの間もずっと考えてたのよ。ボーカル・ラップ・ダンスのバランスを考えて、もちろん推しMENも入れたいし…そうするとこの子が……(略)
(先輩、完全にガチ勢じゃん…)
結果が楽しみな半面、これまで追いかけてきた子たちが脱落してしまうと思うと、胸が痛いわ〜…
あ、先輩、始まりますよ!
ここでサプライズが。当日朝の時点での順位発表があり、これまで上位にいた練習生が圏外に落ちたり下位から上位への大躍進など順位が大きく変動。会場に集まった国民プロデューサーも騒然とする中で、最終回がスタートしました。
「『PRODUCE 101 JAPAN SEASON2』。国民プロデューサー代表、ナインティナインです。オーディションからおよそ半年。ついにこの日がやってきました。国民プロデューサーの投票で誕生するボーイズグループ。過酷なサバイバルを勝ち抜いてきた練習生21人が、ここにいます。このうちデビューできるのは11人だけ。練習生の夢をかなえられるのは皆さんだけです。最後の応援よろしくお願いいたします」
国民プロデューサー代表のナインティナインのあいさつから、ついに最終回が始まりました。会場には、応援に駆けつけたJO1やトレーナーの先生たち、既に脱落してしまった練習生の姿も。
さぁ、それではここで、今日誕生するボーイズグループのグループ名を発表します!
え… 早っ! このタイミングでグループ名を発表…!?
グループ名は……『INI(アイエヌアイ)』
このグループ名には、メンバーや応援してくれる人などすべての人を「I(アイ)」として、「I(僕たちは)、I(あなたと)、NETWORK(ネットワーク/つながっていく)」という意味が込められているとのこと。また「INI」は、2021年内のデビューシングル発売、番組スポンサーとの広告契約が決定していることが発表されました。
最後の課題となる「デビュー評価」では、オリジナル課題曲「ONE」「RUNWAY」を、練習生21名が2組に分かれてパフォーマンスを披露。
It's Show Time!
続くスペシャルステージでは、韓国の「PRODUCE 101 SEASON2」でデビューし、現在は人気K-POPグループ「AB6IX」で活躍するイ・デフィさんが手がけたオリジナルのバラード曲、そして『PRODUCE 101 JAPAN SEASON2』のテーマ曲「Let Me Fly 〜その未来へ〜」を練習生21名全員で披露しました。
みんな完璧〜! 最高のステージをありがとう〜!!パチパチパチ…
トレーナーたちから厳しい指導を受けていたあのときを思い出すわ。みんなすっかり成長しちゃって…。もう…このまま全員デビューさせてあげられないのかしら…(泣)
次は、いよいよ最終順位の発表です…!
選ばれし11人のデビューメンバーたち
最終順位は10位から順に発表されます。最初に呼ばれた10位は佐野雄大(さの・ゆうだい)さん。その後も、9位 池﨑理人(いけざき・りひと)さん、8位 許豊凡(シュウ・フェンファン)さん、7位 松田迅(まつだ・じん)さん、6位 西洸人(にし・ひろと)さん、5位 尾崎匠海(おざき・たくみ)さん、4位 藤牧京介(ふじまき・きょうすけ)さん、3位 田島将吾(たじま・しょうご)さん、と続々と発表が続きます。
発表のたびに、名前を呼ばれた練習生を全員が祝福して送り出します。少し遠い席に座っていたトレーナー陣も、壇上に上がる練習生に大きくガッツポーズをするなど全力で喜んでいる様子。これまで熱い指導をしてきたトレーナーと、それを一生懸命吸収して成長してきた練習生たちとの強い絆を感じる場面もありました。
なんで、あんなにみんな仲がいいの〜…(泣)
本当ですよね… 自分が呼ばれる可能性が減って不安なはずなのに、ああやって全員で祝福し合うなんて、感動しちゃいます…(泣)
残るは1位・2位と11位。1位と2位の候補として大型モニターに映し出されたのは、髙塚大夢(たかつか・ひろむ)さんと木村柾哉(きむら・まさや)さん。当日朝の時点での順位発表で17位から2位に急浮上した髙塚さんはとても驚いた様子。
「デビュー曲のセンターを務める1位に選ばれたのは…」
先輩、ドキドキしますね……
「CMの後です」
…って、CMの後かい!
デビュー曲のセンターを務める1位に選ばれたのは木村柾哉さん!2位は髙塚大夢さんに。
本当にあと1人しか選ばれないの? サプライズで人数増えたりしない?
……(号泣)
そして…最後の1人。11位に後藤威尊(ごとう・たける)さんが呼ばれると、泣きじゃくった表情の後藤さんのもとへ残った練習生たちが集まり、祝福の声をかける様子が印象的でした。
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「INI(アイエヌアイ)」メンバー11人の心境と意気込み
放送終了後、デビューメンバーによるあいさつとフォトセッションが行われました。そのときに語っていた、「INI」に選ばれた11人のメンバーの気持ちとこれからの活動への意気込みをご紹介します。
(質問:①メンバーに選ばれての心境 ②今後の目標・意気込み)
木村柾哉(きむら・まさや)
①僕が、この舞台に立ちたいと思ったのは高校生から。すごく長い時間、どこか自分の中で立ちたい気持ちを隠しながら生きていた。内に隠していた夢を、こうして実現することができて、うれしく思います。関わってくださった皆さまがいたからこそ、いま自分がここにいることを忘れずに、気を引き締めて頑張っていきたいと思います。
②目標は最初から言い続けているグローバルに活躍するグループを頭に置きながら目標は大きく、目指すところは高く置いて、自分たちはまだまだ未熟者ですが、上だけを見続けて実現できるように頑張りたいです。
髙塚大夢(たかつか・ひろむ)
①正直、まだデビューしたというのが信じられないです。少し時間が掛かると思いますが、ここにいる人間としてもっともっと成長して立派なアイドルになれるように頑張りたいと思います。
②僕の名前は大きい夢と書いて「ひろむ」。自分の名前のように僕のことを見ているファンの方々に夢を諦めない気持ちを持ってもらいたいと思ってパフォーマンスをしてきました。夢を分け与えられるようなアイドルグループになっていきたいといます。
田島将吾(たじま・しょうご)
①本当に頑張ってきてよかったなと率直に思います。初めて人生の中で結果として証明できて本当に幸せな気持ちです。でも、ここがスタート。僕たち一人ひとりが炎の火種となって、どんなに暗い場所でも照らせるような光や暖かさを自分たちが放っていけるような存在になりたいです。
②この瞬間から責任は本当に大きい。皆さんの期待以上のパフォーマンスを毎回見せられるように、努力を惜しまず、世界を目指して夢は大きく頑張っていくので、ついて来てください。
藤牧京介(ふじまき・きょうすけ)
①夢を追い続けていたんですけど、一度は諦めかけた。自分の中で、いいタイミングで、このプデュに出会うことができた。このオーディションで最後になると思ってずっとやってきて、デビューすることができてうれしく思います。プデュを通して、たくさんの方に支えられていただいているのを実感しましたし、これから支えてくださった皆さんに恩返しをしたいと思います。
②今まで支えていただいた分、今度は自分が見てくださる方の心の支えになるようなアイドルになりたいと思っています。
尾崎匠海(おざき・たくみ)
①自分は高校生から(芸能)活動をさせていただいていたんですけど、なかなか夢はかなわず…。この大きな舞台で最高の形でデビューが決まって本当に本当に素直にうれしいです。『PRODUCE 101 JAPAN SEASON2』を通して感謝が大事だと改めて思いました。これから、皆さんの人生の支えになれるようなアーティストを目指して頑張っていきたいと思います。
②デビューしたということは売れ続けないといけない。このメンバーで最強のグループを作りたい。ここから1年が勝負だと思うので、全力で頑張りたいと思います。
西洸人(にし・ひろと)
①まだ実感がありません。(シャッターを切る)パシャパシャもテレビの向こう側の世界だった。今すごくびっくりしています。それと同時に人前に立つ一人のアーティストとして、気持ちを切り替えないといけないな、と改めて実感しています。『PRODUCE 101 JAPAN SEASON2』で助けられたり、支えられたりしてるんだなと実感して、今回のパフォーマンスでも感謝の気持ちを思いっきり込めました。これから先も、そういったパフォーマンスを続けられるように立派なアーティストになっていきたいと思います。
②歌もダンスもラップもパフォーマンスのクオリティーの高いグループになって、説得力のあるアーティスト集団になりたいと思っています。僕がこの夢を抱いた時と同じように、いつかいろんな方に夢を与えられる憧れの存在になりたいです。
松田迅(まつだ・じん)
①1回目のオンタクト評価で47位という順位からスタートして、悔しい気持ちをバネに、ここまで頑張ってくることができました。『PRODUCE 101 JAPAN SEASON2』を通してすばらしい仲間たち、すばらしいトレーナーさんたち、すばらしいスタッフの皆さんに支えられて、ここまで来ることができました。「INI」というグループでグローバルに活躍するために頑張っていきたいです。
②どのグループからもライバルだと思われるようなグループになっていきたいです。日本だけでなく世界からも注目を集めて、「INI」を世界に響かせられるようにしていきたいと思います。
許豊凡(シュウ・フェンファン)
①初めてステージに立ったのが日本。だからこそ、日本でもっともっと大きなステージに立ちたいと思って、いろいろトライしてきました。でも、なかなかうまくいかず、今回の『PRODUCE 101 JAPAN SEASON2』は最後の機会だと思って挑戦させていただいた。「INI」のメンバーとして立たせていただけて、本当にうれしいです。でも、ここまで来られたのは自分の力じゃなくて、練習生の皆さん、トレーナーの皆さん、何よりも国民プロデューサーの皆さんのおかげだと思います。みんなの思いを背負って、もっともっと気を引き締めて、日本や中国だけでなく、僕が世界のかけ橋になれたらなと思います。
②デビューさせていただいて、すごくありがたい気持ちでいっぱいです。これから「INI」を言語や国の壁すら越えられる最高のグループにしたいと思います。
池﨑理人(いけざき・りひと)
①僕は、19歳でアイドルに憧れていた未経験の人間だった。でも、その人間を『成長が見たい』とたくさんの人が見守ってくださって、初回からなかなかデビュー圏内に行けなかったんですけど、最後に返り咲くことができて、本当にうれしい気持ちでいっぱいです。デビューしたということは、ここからがスタートでプロとしての第一歩が始まります。気を抜かずに、たくさんの人の思いも背負って、日本を代表するグローバルなアーティストになれるように精進してまいります。
②デビュー曲が日本の音楽チャートで1位を飾ることが目標です。そのためにメンバー全員で努力を惜しまずクオリティーの高い作品を作りたいですし、自分は唯一無二のラッパーになりたいです。
佐野雄大(さの・ゆうだい)
①初めは何もできなくても、努力をし続ければ夢はかなうということを『PRODUCE 101 JAPAN SEASON2』で証明したいという思いでやってきたので、今回ここで証明できたことが本当にうれしいです。だからこそ、これから夢を追いかける人や今、追いかけている途中の人に勇気と元気を与えられたらなと思っています。ここまで来られたのもたくさんの方に応援してもらったおかげです。これからもっと成長して、グローバルで活躍できるように、皆に笑顔になってもらうようにこれからも頑張ります。
②今までつらかった日々も、たくさんのアイドルやアーティストに支えられて生きてきました。この先、いろんな人の支えになり、たくさんの人を笑顔にできたらと強く思っています。
後藤威尊(ごとう・たける)
①僕はほかの練習生と比べてアイドルになりたいと思ったのが遅い方だと思います。『PRODUCE 101 JAPAN SEASON1』を見て、自分もアイドルになってみたいと思いました。でも始まったら始まったで『絶対にデビューしたい』という気持ちは誰にも負けない自信はありました。この合宿は感謝の気持ちと謙虚さ、自分に自信を持つことを学んだと思います。国民プロデューサー、関係者、練習生、応援してくださったすべての皆さん一人一人に感謝の気持ちを伝えたいです。
②グローバルに活躍するのは自分たちが想像するより何十倍も何百倍も難しいことで大変なことだと思います。今から全員がプロ意識を持って、責任感を持って、努力し続けて、世界で活躍するアーティストになるので、僕たちを信じてついてきてください。
まだ緊張が続いているのか言葉に詰まる場面もありましたが、メンバー全員がしっかりと前を見て話していました。番組での合宿や課題を乗り越え、勝ち上がってきた彼らはすでにプロとしての意識や覚悟を身につけていたということでしょうね。
今回の『PRODUCE 101 JAPAN SEASON2』でも、練習生たちの色んな逆境を乗り越えて成長していく姿や友情に感動することしきりでした。デビューが決まった「INI(アイエヌアイ)」の11人も、残念ながらデビューの夢がかなわなかった練習生たちも、これからの活躍に期待したいですね。そして最後に「INI」の皆さん、本当におめでとうございます!
(掲載日:2021年6月17日)
文:ソフトバンクニュース編集部
June 17, 2021 at 08:30AM
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