東京オリンピックにも出場したキム・ジス [写真]=Getty Images
8月23日、韓国代表のカタール・ワールドカップ アジア最終予選のメンバー26人が発表された。ソン・フンミン(トッテナム)などの海外組が順当に選ばれたなか、Kリーグからは計14人の選手が招集された。
そんななか、国内で最も多く選手を派遣するクラブがKリーグ2(2部)の金泉尚武(キムチョン・サンム)であることが、韓国で話題となっている。
金泉尚武から選ばれた選手は、元北海道コンサドーレ札幌のGKク・ソンユン、元サガン鳥栖、鹿島アントラーズのDFチョン・スンヒョン、東京オリンピックにオーバーエイジ枠で出場したDFパク・ジス、そしてUー23韓国代表経験のあるFWチョ・ギュソンの4人。
これは全北現代モータース(2人)や蔚山現代(3人)をはじめ、水原三星ブルーウィングス(2人)、FCソウル(1人)、城南FC(1人)、浦項スティーラース(1人)など、Kリーグ1(1部)のクラブよりも多い数字だ。
ただ、金泉尚武からの選出が多いのは、同クラブが国軍体育部隊でもあるという特殊性も無関係ではない。金泉尚武は選手が兵役義務を遂行するために入隊するクラブで、いわば「兵役義務がある有能なサッカー選手の受け皿」だ。といっても、誰でも入隊できるわけではなく、書類審査や体力測定、身体検査、面接など、厳しい選考を通過した優秀な者のみが入れる狭き門である。
そのため、2部クラブといっても実力者がそろう。Jリーグ時代に所属クラブで主力を張ったク・ソンユンとチョン・スンヒョンはもちろん、パク・ジスもパウロ・ベント現監督のもとで着実に招集されている。今回がA代表初選出のチョ・ギュソンも、“第2のファン・ウィジョ”と期待を集める若手の一人だ。
もっとも、元Jリーガー勢のク・ソンユンとチョン・スンヒョンは久しくAマッチに出場していない。ク・ソンユンは6月の2次予選でもメンバーに選ばれるも、3試合で出場時間はゼロ。約9カ月ぶりに招集を受けたチョン・スンヒョンも、最後のAマッチ出場は2018年11月に行われた国際親善試合のオーストラリア代表戦にまでさかのぼる。
それでも2人は現在、Kリーグ2で首位を走る金泉尚武で主力を務めている。代表メンバー発表と同日に行われた第26節の釜山アイパーク戦ではともに先発フル出場し、チョン・スンヒョンはPKで1得点、ク・ソンユンは無失点に抑える活躍で6ー0の大勝に貢献した。
果たして、国内で勢いに乗る“軍人選手”は最終予選のピッチに立ち、活躍を披露することができるのか。9月2日にイラク代表、7日にレバノン代表と戦う韓国代表のラインナップには注目しておきたいところだ。
文=ピッチコミュニケーションズ
August 24, 2021 at 05:47PM
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