日本テレビ系「24時間テレビ44」の放送が21日、始まり、2日間にわたって展開される縦軸チャリティー企画「復興への想いを繋ぐ　募金リレー」の第1走者を務めるKing＆Prince岸優太（25）がスタートした。

今年のテーマは「想い～世界は、きっと変わる。」。コロナ禍での開催ということで、昨年同様、チャリティーマラソンは実施されない。代わりに、元ラグビー日本代表五郎丸歩氏、トリノ五輪女子フィギュアスケート金メダリスト荒川静香氏、元なでしこジャパン丸山桂里奈ら計10人で100キロ走破を目指す。

スタート前に岸は「いよいよですね。メンバーが応援してくれているので、今は（自分のいる福島と）離れているんですけど、メンバーを妄想しながら走ろうかなと」と笑わせつつ、「応援してね」と、会場の東京・両国国技館にいるメンバーに呼び掛けた。

さらにスターターとして、岸が昨年の「24時間テレビ」のスペシャル歌舞伎で共演した市川海老蔵がサプライズで登場。驚いた表情を浮かべた岸は「ありがとうございます！」と感謝。「すごく背筋が伸びました。ですから良いフォームで走れそうです」と笑顔を見せた。

その後、海老蔵の合図とともに、「想いを一つに！！第1走者岸かっ飛ばします」と記されたたすきを掛けた岸は「いってきます！」と雨脚強まる福島県・Jヴィレッジを走り始めた。岸の出走直後にはキンプリメンバーが東京から「シンデレラガール」を歌唱し、「岸君がんばれー」と声援を送った。