常陸太田市職員として広報の業務に当たる。広報紙の発行、メディアへの情報提供、記者会見の設営など忙しく働く毎日だが「大学時代の練習よりもきついことはない。諦めない、めげない、折れない精神が養われました」と笑う。
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高校で本格的に陸上競技を始めたが、全国高校総体（インターハイ）などへの出場歴はない。しかし、３年生の時に県高校駅伝で区間賞を獲得。県内の有力選手らと並んで表彰されたことがきっかけで「大学でも競技を続けよう」と決意した。
監督の紹介で進学した亜大は、高校まで目立った実績がない選手が多く「雑草集団」と呼ばれていた。厳しい毎日の走り込みに加え、寮からキャンパスまで３０キロ強を走って通学。それでも、３年生までは表舞台での活躍機会を得られなかった。４年生になり、ようやく大学３大駅伝の一つに数えられる出雲駅伝に出場、箱根駅伝でもメンバー入りを果たした。卒業を間近に控え、初めて挑む箱根路。緊張感はあったが「厳しい練習を積んで…
October 27, 2020 at 05:19AM
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ひと・茨城：箱根駅伝Ｖメンバーの常陸太田市広報 綿引一貴さん（３６） 諦めない精神養われた ／茨城 - 毎日新聞
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