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乃木坂46・白石麻衣が愛された証 メンバーの涙に包まれた卒業コンサート - クランクイン!

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 28日開催の無観客配信ライブ「NOGIZAKA46 Mai Shiraishi Graduation Concert〜Always beside you〜」で、乃木坂46を卒業した白石麻衣。19歳でオーディションへ合格してから9年間、結成当時からを知る1期生として最後に立ったステージは始終涙に包まれ、彼女がメンバーからいかに愛されていたかが伝わってくる公演だった。

【写真】白石麻衣もメンバーも涙が絶えなかった卒業コンサート

 MCの場面で寂しさを募らせ、涙ながらに「お姉ちゃんのような存在だし、憧れのような存在」と伝えたのは同期の星野みなみ。乃木坂46内では当初から年長組だった白石だが、後輩メンバーに対して思いやる瞬間も多々あった。

 CMで共演した思い出を振り返った3期生の山下美月は、撮影当日に「熱が出ちゃって体調が悪かったんですけど、白石さんがほかのスタッフさんよりもいち早く気付いてくださって」と回想し「大好きな先輩です」と吐露。4期生の北川悠里も、学校の試験期間中のため、楽しく話すメンバーを横目にしながら勉強しなければならなかったときがあり、そのときに「白石さんが私のところに来てくださって、一緒に家庭科の教科書を読んでくださって。それで私は一人じゃないんだとうれしい気持ちになった」と明かした。

 一方で、モデルとしての活躍から“クールビューティー”な一面も目立つが、舞台裏ではチャーミングな素顔も。日頃の振る舞いとして「まいやんといえば、キュートなタッチが特徴じゃないですか」とつぶやいたのは同期の齋藤飛鳥。さらに、それを逆手に取った2期生の寺田蘭世は「白石さんに『ありがとうございました』と言った後に『お尻触らせてください』と言って。ちょいちょい今までも、そういうスキンシップをさせてもらっていて」と明かしていた。

 素顔も垣間見えるライブだったが、メンバーからの彼女へ対する思いが最もにじんでいたのが本編の終盤に披露した「サヨナラの意味」。曲中では少しずつ歩を進める白石の左右から1人ずつ、同期から4期生までのメンバーたちが駆け寄っていたが、笑顔を浮かべながら涙する彼女たちの姿が目立った。

 すべてのパフォーマンスを終えたあと、モバイル会員限定のアフター配信では、白石がメンバー1人1人と抱き合ったが、そこでも象徴的だったのは彼女と目を合わせた途端に、別れを惜しみ目頭を熱くさせる乃木坂46のメンバーたちだった。

 涙の裏にあったのは、メンバーからの白石への愛。そして、彼女からのグループに対する愛と優しさだった。その思い出や経験を糧に、白石とメンバーたちが今後どのように進んでいくかにも期待したい。

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October 29, 2020 at 03:00AM
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