3日は女子の団体戦が行われ、前回のリオデジャネイロオリンピックの準決勝で敗れたドイツとの対戦を想定した国内の選手が選ばれました。
第1試合の女子ダブルスには日本選手団の副主将を務める石川佳純選手と平野美宇選手のペアが出場しました。
石川選手と平野選手は先に2ゲームを奪われてあとがなくなった第4ゲーム、互いのフォアハンドでポイントを重ねて11対8で取りました。
最終の第5ゲームは、強化してきたサーブとレシーブで主導権を握って11対5で取ってゲームカウント3対2で競り勝ちました。
続く第2試合のシングルスには伊藤選手が出場し、ボールの下を切り込むように打って徹底的に相手のボールを拾う「カットマン」と呼ばれるプレースタイルの男子選手と対戦しました。
伊藤選手は第1ゲームの序盤はミスが目立ち、3対6とリードされましたが、持ち味の強烈なスマッシュを決めるなどポイントを重ねて逆転し、11対8で奪いました。
この後も巧みな攻めで相手を前後に揺さぶるなどした伊藤選手は、ゲームカウント3対0でストレート勝ちして、エースの力を見せました。
このあとの第3試合のシングルスでは平野選手が強烈なフォアハンドなどでポイントを重ねてゲームカウント3対1で勝ちました。
3日は先に3勝しても5試合すべてを行うという特別ルールで行われ、第4試合のシングルスでは伊藤選手、第5試合のシングルスでは石川選手がともに勝って内定選手のチームは1試合も落とさず、5対0で勝って本番に向けて順調な仕上がりを見せました。
July 03, 2021 at 06:52PM
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卓球女子 伊藤ら五輪代表メンバー 団体戦想定し試合 - NHK NEWS WEB
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