「喜怒哀楽を出さずに淡々とプレーする選手が多い中、闘志をむき出しにして感情を爆発させる珍しい選手です。プレースタイルは日本代表で活躍したFW中山雅史さんに似ていますね。泥臭く体を張って、ゴール前でも躊躇せずに頭から飛び込む。林がU-24に初招集されたのは今年に入ってから。それまでは縁がなかった。予定通り昨年に東京五輪が開催されていたらメンバーに入っていなかったでしょう。FWの中心として期待された鹿島・上田綺世のコンディションが万全でないし、横浜F・マリノス・前田大然もチーム戦術に溶け込み切れていない部分がある。林が五輪本戦でスタメンに抜擢される可能性は十分にあると思います」(スポーツ紙サッカー担当記者) 「ビースト(野獣)」の愛称で知られる林は大阪体育大の3年時に関西リーグ得点王に輝くと、4年時にユニバーシアード代表で世界一に貢献。鳥栖に入団した1年目の昨年にチーム最多の9ゴールをマークした。五輪代表で初招集されたのは今年の3月だった。U-24アルゼンチン戦で体を張ったポストプレーに加え、前線からの激しいプレッシングで守備でも貢献。同戦の2戦目にはゴールを奪って強烈に存在をアピールする。6月22日に発表された東京五輪メンバー18人から漏れてバックアップメンバーとして選出されたが、ここで幸運を手繰り寄せる。IOC(国際オリンピック委員会)が登録選手数を18名から22名に変更することを正式に決定。バックアップメンバー4名も登録メンバー入りすることとなり、林も正規のメンバーで代表入りした。 FWの中で当初の序列は上田、前田に次ぐ3番手だったが、その序列も覆そうとしている。最終調整となった今月12日のU-24ホンジュラス戦ではスタメン出場し、MF堂安律(PSV)のゴールをアシスト。17日のU-24スペイン戦でもスタメン出場してさらに評価を高めた。ゴールこそなかったが、前線でしっかりボールを収め、前半40分には遠藤航(シュツットガルト)からの縦パスを受けると鋭いターンから左足のシュート。ゴールはならなかったが、キレ味鋭い動きでスペインの守備陣を慌てさせた。
「林は攻撃を司る中盤の堂安、久保建英(レアル・マドリード)と相性が良いのも強みです。前線でボールをキープできるから、堂安と久保が前を向いてゴールに近い場所でプレーできる。あとはフィニッシュの精度ですね。足元の技術はあるので自信を持ってプレーすれば、ゴールも量産できると思います」(サッカーライター) 林、上田、前田とFWは三者三様でタイプが異なる。林はポストプレーと献身的な守備で貢献し、上田は相手守備陣の裏への飛び出しで得点能力が高く、前田は自慢の快足を生かしたスピードで好機を演出する。五輪本番は1トップが予想される。森保監督が前線に据えるのは誰になるだろうか。(牧忠則)
July 22, 2021 at 03:00PM
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「バックアップメンバー」だったFW林大地の評価が急上昇 久保、堂安との相性抜群でスタメン抜擢も〈dot.〉(AERA dot.) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース
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