東京オリンピックで、フェンシングでは日本初の金メダルを獲得した男子エペ団体のメンバー4人が一夜明けて記者会見し、キャプテンの見延和靖選手は「今でも信じられないが、仲間を見て実感がわいてきた」と心境を語りました。
30日のフェンシング男子エペ団体で、日本は、世界ランキング1位のフランスなどを破って勝ち上がり、決勝ではロシアオリンピック委員会に勝ってフェンシングで日本初の金メダルを獲得しました。
一夜明けて、キャプテンの見延選手と山田優選手、加納虹輝選手、それに宇山賢選手の4人が都内で記者会見しました。
見延選手は「今でも信じられないが、仲間を見ていると少しずつ実感がわいてきた」と話し、リザーブから交代出場していい流れをもたらした宇山選手は「悔いを残さず出し切った満足感がある」と試合を振り返りました。
フェンシングの種目の中でエペは全身どこをついてもポイントとなるため、体格で劣る日本選手には不利と言われてきたことについて聞かれると、見延選手は「数年前までは『日本が最も勝てない』と言われてきたが、そんなことはない、必ず突破口はあると思っていた。先輩たちの戦いを見る中で、それがフットワークだと感じて強化をしてきた。そこにウクライナから来たコーチの指導もあって取れた金メダルだ」と長年の強化が実った成果だと話しました。
また、身長1メートル73センチの加納選手は「身長が低いことをメリットととらえ、低いなりに勝負していこうと考えてきたことがうまくいった」と話していました。
July 31, 2021 at 10:15AM
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五輪 男子エペ団体メンバーが会見「今でも信じられない」 - NHK NEWS WEB
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