首都圏の1都3県に出されている緊急事態宣言が今月21日で解除されれば、サッカー日本代表が臨む4試合は今回の宣言が解除されてから初めて海外から代表チームを迎えた国際試合となる見通しです。日本サッカー協会は選手やスタッフを対象にした大がかりな検査を行うとともに外部との完全な遮断により感染対策を徹底して臨むことにしています。
日本サッカー協会は相手チームの選手やスタッフの入国と、海外でプレーする日本代表選手の帰国について政府と調整を進めてきました。
その結果、協会の責任で厳格な防疫措置を講じることを条件に、特例として、2週間の自主待機期間を経ずに練習の参加や試合への出場を政府から認められたということです。
協会が講じるとしている厳格な防疫措置の1つが新型コロナウイルスの検査の拡充です。
まず相手チームの選手・スタッフと、海外でプレーする日本選手については出国する前、72時間以内にPCR検査を受け陰性であることを確認したうえで移動を許可します。
さらに日本の空港に到着した時に抗原検査を実施するほか、入国の翌日から試合の日まで毎日、検査を実施します。
練習には、その日の検査で陰性と確認されなければ、参加できません。
そして、試合に出場するには、入国した日の翌日から3日連続で検査を受け、陰性である必要があります。
例えば、25日の試合に出場する場合は、22日に入国して空港で抗原検査を受けたうえで、その翌日の23日から25日までの3日間の検査でいずれも陰性である必要があります。
そして、代表チームの活動が終了したあとにも検査を行い、陰性が証明されてようやく、日本を出国して所属先に戻るということです。
2つめは選手やスタッフが外部と接触できないようにするいわゆる「バブル」と言われる状態を作ることです。
選手やスタッフは練習と試合以外で、ホテルから外出することは認められません。ホテル内の移動も一般の人と動線を分けてフロアを貸し切り、部屋も個室とします。移動は基本的に公共交通機関は使わず、チーム専用のバスを利用します。バスの運転手も毎日検査を行って陰性を確認したうえで業務にあたります。
東京オリンピック世代のチームとアルゼンチン代表は今月29日に北九州市での試合を控えているため、航空機を利用しますが、チャーター便で往復します。また、日本代表では、海外でプレーする「海外組」とJリーグでプレーする「国内組」は試合や練習のときをのぞいて、行動を分けるということです。
具体的にはホテルのフロアや食事会場のエリア、それに移動のバスを分けるほか、ロッカールームもそれぞれ別に設けることを検討しているということです。
日本サッカー協会の須原清貴専務理事は「海外から来ていただくので厳しい措置を取って安全と安心を確保しなければならない。うまく実施できればほかの競技の国際試合やオリンピックにもつながる」と話していました。
March 18, 2021 at 04:26PM
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サッカー日本代表 W杯アジア2次予選 モンゴル戦メンバー発表 - NHK NEWS WEB
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