日本サッカー協会は7日、来年1月21日の国際親善試合キリンチャレンジ杯ウズベキスタン戦(埼玉)に臨む日本代表メンバー22人を発表した。オフに入っている国内組のコンディションを戻すことが大きな目的の1つで、欧州組はシーズン中のため全員が国内組となった。

日本代表メンバー
日本代表メンバー
ウズベキスタン戦のメンバーを発表するサッカー日本代表の森保監督(C)JFA(共同)
ウズベキスタン戦のメンバーを発表するサッカー日本代表の森保監督(C)JFA(共同)

森保一監督(53)は「すごく楽しみ。Jリーグで活躍する選手はこんなにいい選手がいるということをこの試合で見せてほしい」と語った。

初招集は今季Jリーグのベストヤングプレーヤー賞に輝いたFW荒木遼太郎(19=鹿島)ら4人。DF長友、FW大迫ら常連組が入った一方で、半数以上が国際Aマッチ出場数が5試合未満と、全体的にフレッシュな顔ぶれだ。

試合翌日の22日には、W杯アジア最終予選中国戦(27日、埼玉)のメンバーが発表される予定。今回招集された選手にとっては、欧州組が大半を占める中に割って入るアピールの場。指揮官は「継続路線のベースはもちろんある」と生き残りへのハードルが高いことは認めつつ「序列を崩す、経験の浅い選手が入ることは十分にあると思う」と選手の奮起に期待した。【岡崎悠利】