ロックバンド、クリープハイプのボーカル尾崎世界観(36)が、「新潮」12月号で発表した「母影(おもかげ)」が「第164回芥川龍之介賞」の候補作に選出され、メンバーへの感謝をつづった。

尾崎は18日、ツイッターを更新。「芥川賞候補だ!嬉しい!」と喜び、「小説を書く時間をくれたメンバーに感謝しているし、今回の芥川賞候補を、メンバー三人に捧げます。いつも恥ずかしくて言えないけど、ありがとう!やったぞ!これからもよろしく!」とつづった。

同作品は、先月発売の同誌に掲載された中編作品で、母子家庭で育った小学校低学年の女の子が主人公の物語。尾崎は音楽活動と並行して、16年に初小説「祐介」を発表。「苦汁100%」「苦汁200%」「泣きたくなるほど嬉しい日々に」などの著書を発売するなど、文筆活動も行っている。