アイドルグループ・SKE48の松井珠理奈(24)の卒業コンサートが11日、愛知・日本ガイシホールで行われた。アンコールで5曲を披露後、後輩たちを背に最後のセンターポジションに立った珠理奈は涙ながらにメンバーやファンへの感謝を口にしてステージを去った。後輩たちのために書いた未発表曲「オレンジのバス」を残して。以下、スピーチ全文。
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とうとうこのときがやって来てしまいました。何をしゃべろうかは最後は決めていなくて、きょう1日通してやってみてしゃべろうかなと思ったことをしゃべろうと思ったんですけど……ふつうだったらね、ファンの方に「ありがとう」とすごく言いたいんだけど、「ありがとう」という気持ちがあるんだけど、まずはメンバーに支えられてきました。
(涙をこらえる)
話したことがない話かもしれないけど、10回目の総選挙をナゴヤドームでやったとき、もう前日のリハーサルからすごく悔しくて。「なんでナゴヤドームでやるのにSKEの曲全然ないんだろうな」とか、「なんかいつもSKEって損してるよな」とか、「なんでこんなに頑張ってるのに届かないかな」とか。そんなことを思ってたらリハーサルに出られなくて……一人で部屋で泣いてて。
たぶんね、「珠理奈がいない」「リハ始められない」ってなったんでしょうね。メンバーが全員部屋に来てくれてね。「なんでうちらの珠理奈さんがリハに行かないんですか」「かっこいい珠理奈さん見せてくださいよ」って、泣いてる私にみんなが駆け寄って来てくれて、あのとき全員来てくれたよね?
みんなに引っ張られてナゴヤドームのステージのリハに立てて。みんながいっぱい応援してくれて。もしあれがなかったらもっと早く倒れてたし、たぶん総選挙にいなかったと思います。それくらい、気持ちも体もつらかった。でも、それを一番わかってくれたのがメンバーだから。
メンバーが私の後にちゃんとついてきてくれているんだ、いつのまにかメンバーに引っ張られきたんだなと思ったらすごくみんなが頼もしくて。(メンバーのほうを振り向いて)須田ちゃん泣きすぎだよ(笑)。みんなが頼もしくて、だから卒業を決められました。みんなありがとう。
(メンバーに向かって深々と一礼)
やっと素直な気持ちでしゃべることができました。たまにはいいよね、泣いてもね。みんなつらいことがあったり、イヤなことがあったり、なかなか自分がしたいことができない世の中になってきたりしていると思います。けど、信じれば、誰かがそばにいれば、ファンの皆様がそばにいれば、夢はかなう。13年間、皆さんがそう思わせてくれました。
きっと今のつらい思いだったり、もやもやしている気持ちも、みんなで信じて、みんなで手を取り合って、心をつないでいけば、きっと明るい未来になるんじゃないかなって。SKEだけじゃなくてね、48グループ、アイドルグループ、この世の中、また明るい未来が来たらいいなって思いながら、私も明るい未来に向けて卒業したいと思います。
まず一番はファンの皆さま、そしてメンバー、そしてスタッフの皆様、そして関係者の皆様、そして一番近くで支えてくれた家族、みんなみんな本当にありがとうございました。これからもよろしくお願いします。
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April 11, 2021 at 07:39PM
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SKE48松井珠理奈、総選挙の舞台裏告白「メンバーに支えられた」 卒業スピーチ全文|オリコン|北國新聞 - 富山新聞
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