かつて「池袋モンパルナス」と呼ばれた東京・池袋周辺を拠点に、4人の画家が結成したグループ「パルナソスの池」。神戸・六甲山で開催中の展覧会を機に初めて池袋を飛び出し、「廃虚の女王」と名高い旧摩耶観光ホテル(マヤカン)での滞在制作に挑んだ。時代の変化に翻弄(ほんろう)され朽ちていく建物に、歴史に埋もれたアトリエ村の記憶を重ねる。
会場は、六甲山中で以前はゴルフ場のクラブハウスだった建物。マヤカン内外の姿を捉えた写真が天井から朽ちた梁(はり)のように垂れ下がり、マヤカンを始め六甲山周辺に点在する廃虚の遺物が、空間のそこかしこに配置される。壊れた電灯の笠の中にネズミがこしらえた巣やその骨、ほこりだらけの机に残るアライグマの足跡。それら「人ならざるもの」の気配を体現するウーパールーパーの化身が、部屋の隅にひっそりたたずむ。
マヤカンの円窓を再現したス…
October 14, 2021 at 09:00AM
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メンバー5人目は「廃虚の女王」 現代によみがえる池袋モンパルナス - 朝日新聞デジタル
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