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ベルギーGPで今季ワーストの予選パフォーマンスを露呈してしまったフェラーリの"チームの特定のメンバー"のプライオリティについて、メルセデスのクリスチャン・トト・ウォルフが疑問を投げ掛けている。
フェラーリはスパ・フランコルシャンで予選13番手と14番手に終わり、メルセデスのルイス・ハミルトンが出したポールポジションタイムから1.7秒の大差をつけられた。昨年の同じサーキットではフェラーリ2台がフロントローに並び、シャルル・ルクレールがレースで勝利している。
昨年のタイトル争いではフェラーリがメルセデスの最大のライバルとして食い下がったが、冬の間にFIAが彼らのパワーユニットについて調査を行い、両者の間でプライベートな和解が結ばれて以降、すっかりパフォーマンスが失われてしまった。ライバルたちが疑いのまなざしを向けた昨年のエンジンについて、イタリアチームはレギュレーションを破ってはいないと主張しつつも、FIAと和解した結果、パフォーマンスを失ったと認めている。
フェラーリのスランプはF1にとって悪いことだとウォルフは述べ、責任はチームのトップマネジメントにあると考えているようだ。
「フェラーリはアイコニックなブランドなのだから、彼らは最前線でレースをしているべきだ」とウォルフは述べた。「これはF1にとって良くないし、先頭での競争にとっても良くない。ティフォシ（フェラーリの熱狂的ファン）のことを思うと、このパフォーマンス不足はとても気の毒になるよ」
「ここまで来ると、彼らの最近のプライオリティが正しかったのかどうかを問いただすべきではないかな。そしてパフォーマンス不足がどこから来ているのかも。全体的に見て、ファンやフェラーリの人々の中にこのようなリザルトに値する者は1人としていないはずだ」
チームのプライオリティを問うべきとはどういうことなのかを説明を求められ、ウォルフは付け加えた。「フェラーリのプライオリティという言い方は間違っている。それではフェラーリとフェラーリのみんなを巻き込んでしまう」
「たぶん、問題はチーム内の特定のメンバーが下した決定なのだろう」
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August 30, 2020 at 02:19AM
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ウォルフ、フェラーリの「特定のメンバー」の判断を疑問視 - ESPN F1
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